第5話 パピロン族宇宙へ出動!

「・・アークという悪者です」


「なんですって?!」

第5話 パピロン族
         宇宙へ出動!


「アーク・・パピロンを狙っているはずなのになぜホクトの星へ・・?」


「ますます許せないわ!あのゴロツキ!」


「俺たちでなんとかその星に行くことは出来ないのか?」


「「「「・・・・」」」


沈黙から10分後・・


「あーーーー!!!そうか!!こうすれば!!」


これには皆驚き・・


「ど・・どしたのリリー・・」


「ひらめいたのよ!! さあ早く家に帰って作らなきゃ!!」


「作る・・って何を・・??」

「何言ってんのよ〜 宇宙船よ!宇宙船!!」


「う・・宇宙船?!」


「んじゃ〜ね〜〜!!!」


ダッシュで駆け出して行くリリーであった


「なんだかすごくおもしろくなってきたじゃないの!!」


「ああ! そうだ久しぶりに組み手やらないか?」


「望むところよ!!!!」


「・・・・」

(どうすればいいんだろう・・)


ふと考えるホクト・・


組み手の結果は引き分けということになり「あとちょっとだったのに!」というホップの声が聞こえ ピロムは「まだまだこれからだ」という声が聞こえていた

リリーは自分の家の地下室でせっせと宇宙船作りをしていた さすが発明家


3日後・・


「出来たわよ!!宇宙船!!!」


「わっ! すごいよ!!リリー」


「さすが発明家・・だな」


「これであたしの星にいけるのね・・」

「そうよ!ホクト!リリーすぐ出発よ!用意は出来てるからさ!」


「よーし!皆乗って!!」


「宇宙に行くの初めてだから う〜 なんか緊張するな〜〜!」


「宇宙船の中で酔うなよ? ホップ」


「ふふん だぁいじょうぶよ 酔い止めならさっき飲んだから」


いやフォローになってないような気がするぞ?ホップ・・


「・・・」


「ホクト・・? どうしたの そんな暗い顔して・・」

尋ねる(たずねる)ルルー


「実は、私、ここにくるとき無理矢理乗ってきた宇宙船にのせられて ここに来たの 」






『ホクト・・・逃げて・・ そして・・この・・星を・・守・・・って・・』


『姉さああああん!!!』


ホクトの姉(ジュラ・ラルト)がホクトを星から脱出させたという内容であった・・




「そうだったんだ・・」


「ジュラ姉さん・・」



「・・そのお姉さんを助けに行きましょう!そして・・星も・・その周りの星々も!」


「ルルーの言う通りよ! さ!出発しましょう!!」


「時は金なりというぞ・・急ごう」


「ええ!」


ホクトは初めて笑った



そして宇宙へ出動するのだった


続く

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