第3話ホップ・ザ・ルップの過去

「ごめん・・あたし用事できたからまた明日!!」

「あ・・ホップ〜・・」

第三話 ホップ・ザ・ルップの過去
  

フリー・スクエア警察支部で褒美を得たホップだが・・
ピロムのカンが気になっていたのだ・・

「・・・・」


ホップは俯いたままフリー・スクエアから南部にあるゴブール・タウンについた・・そうここがホップが生まれ育った街なのだ

そしてそのタウンには墓地があり、ホップはそこに立っていた・・


「・・・お母さん」


ホップは静かに涙を流していた・・
ホップの母親は6年前アークの父親 アリオンに殺されてしまったのだ・・

その頃も今のアークと同じようにパピロン絶滅計画を進めていたのだ
その犠牲者となったのがホップの母親

トルージュ・ザ・ルップなのである

『ホップ!逃げて!!』


『お母さん!お母さーーーん!!!!』


ターーン!!!


『ふん・・忌々しいパピロンめ・・』


『お母さん・・うっ・・うっ・・』


『お前もついでに母親の元へいますぐ送ってやる・・ククク・・』  


『うっ・・うっ・・』     


ビーッ!ビーッ!


『なんのようだ機関室・・』


『あ・・アリオン様 大変です!国用軍が攻めてきました!』


『軍ごときを恐れてどうする!!』


『しっ・・しかし・・ぐ・・ぐあああああああ!!!!!!』


『機関室がやられただと!?おのれ・・!』


『命拾いしたな・・』


そう言って去っていったのである・・・


「お母さん・・また奴らが攻めて来るのかな・・ あたしたちだけで守れるのかな・・・」


「なんで・・なんで奴らがあたしらの種族パピロンを絶滅させようとするのかな・・」



その時だった




ズドオオオオオオン!!!!!!




「わっ 何々?!」



「おい!何かが落ちたぞ!!」
↑街の人A

「おい!誰か居るんじゃないか!?」
↑街の人B

「海岸のほうに落ちていったぞーー!!」
↑街の人C


「な・・なにかしら・・ 行ってみましょう!」


続きます

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