第10話 光の書 発動!

「いやああああああっ!!!!ホップーーーーーーーーーーーー!!!!!」


第10話 光の書 発動!


「ふはははは! 奴は死の星に墜落した!もう生きてはいまい・・」


「死の星?!」


「あそこは恐ろしい魔物や魔法使いがうようよいて 誰もあの星から脱出できたものはいないというあの死の星にホップが・・?!」


「そんな・・・!」


「ホップさんは絶対に生きています!」


「ホクトちゃん・・なんでそれがわかるの?」

「ホップさんはこんなところで死ぬわけありません!必ず・・必ず帰ってくると思います!」


「そう・・そうよね!!ホップは絶対こんなところで死ぬはずがないわ!」

「ふははは!何を言っている あの星からは今まで誰一人として脱出できなかった死の星だ! 気安く脱出できるわけがなかろう!」

「うるさいわよ!馬鹿四天王!!ホップは絶対生きてんの!!」

四天王に向かって馬鹿って・・リリー恐ろしや・・

「ふふふ・・さぁてとどめといこう・・ホワイト・・!」


「万事休すか?!」


そのときリリーは書物を抱えてこう唱えた

「この宇宙を駆け巡る光よ 今私の元に集まり光球(こうきゅう)となれ!!そして我の力となり敵を滅ぼせ!」


その瞬間宇宙船の前方に光球ができその光球は四天王に直撃し四天王は滅んだ


「ぐああああああああああああああ!!」


「す・・すごい・・!リリーさん今一体何を・・??」


「今のは私の家から代々伝わる光の書に描いてあったものよ 私戦うことはあまり得意じゃないから光の書を使って戦うの」


「久々に見たな・・リリーの光の書第3章光球・・」


「といっても あまり使わないんだけどっ それより・・ホップが心配だわ・・」


「ホップさん・・・」







――――――――――――。






「うう・・いたた・・わぁ?!」


わぁ?


なんとそこは木のてっぺん危ない危ない・・


「ここは・・間違いない死の星だわ・・・魔法使いがうようよいるもの・・」



ガサガサガサッ!




「!? 何者!」


「ここにパピロン族が訪れるのは久しぶりだ・・」


「魔物がしゃべった・・!?でも・・何か違う・・」


「我が名は・・サンガーダー 鳳凰の書使いだ・・」


「鳳凰の書使い・・ということはあなたはパピロン族ね・・?」


「いかにも 我はパピロン族・・」


「はっそうだ! 死の星からでなくちゃ!そしてホクトの星へ向かわなきゃ・・ぐぅっ・・」

「そのケガでこの星をでようとはなんと無謀な者だ・・ きなさい我の家で休みたまえ」


「あ・・ありがとうございます」




そして休息をとったホップだったがこの後とんでもない試練が待ちかねていた・・

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