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最高の場所へ。
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なぁ、そこから何が見える?






俺は、キャッチャ−でお前はピッチャー。



守る場所も、範囲も、見える景色も全て違う。



けど、違うようで同じ



俺はこの手とミットで、お前はその球で。



打席に立つお前も、好きだけど、



けど、やっぱりお前にはマウンドが似合ってる



ピッチャーが似合ってる。


俺はただ、お前の補佐しか出来ないけど、



いつかお前、俺に言ってくれたよな



“俺の球とお前のその手とミットで、どこまで行けるのか…
一生費やして確かめてみようぜ”



って。今でも覚えてんだぞ。



だからさ、この俺を本気にさせた責任は、
一生一緒に野球やることで、許してやってもいい。



上から目線だと?あたりまえだろ。



俺が、サイン出さなきゃゲームは始まらない。



これから一緒に野球やってくんだろ?



この甲子園が終っても、この先ずっと



この最高のバッテリーで行くんだろ?










「なぁ、相棒!お前、そこから何が見える?」



「      」










「そっか、俺も同じだ!」








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