「ねえねえ、恋愛ってどうやって始まるのかなぁ?」
そんな、雅紀の発言が楽屋に響いた。
「そんなの人それぞれでしょ」
翔が新聞から目を離して答える。
「そうだけどさぁ〜、出会いって不思議だなって思って」
「また、相葉さんが変なこと言ってる」
ゲームをいじったまま目を離さない和也が突っ込んだ。
「だってさ!出会った時には、恋に落ちるなんて思わないじゃん!!」
「一目惚れってのもあるよ?」
「それは例外で!」
雑誌を持った潤が言うと、雅紀は即座に人差し指を立てた。
「リーダーはどう思う………って、寝てるか」
雅紀の視線がソファーに向けられたが、智は熟睡中。
「王道は、ベタな出会い方じゃない?」
「おっ!いいねえ!!」
「いいのっ!?」
潤の提案に、翔は食いついた雅紀に突っ込んだ。
「翔ちゃんが一番似合いそう」
「俺っ!?」
「あぁ〜わかるかも」
和也の言葉に潤も納得した顔を見せた。
「ひゃひゃひゃ!翔ちゃん、ここはベタな話を一つ!」
「ええっ!?」
「いいじゃん、撮影まで暇だし」
「松潤まで、人事だと思って…」
「翔くん、聞かせてよ」
「うわぁ!智っさん、いつの間にっ!!?」
翔の肩を叩いた智が、眠そうに翔の横にいた。
「えぇ〜!?うーん…そうだなぁ………」
To be continue・・・