紅姫

□温泉旅行企画
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〜朝、学校の行きしな〜






『なぁなぁ美咲〜』


『なにぃ?♪♪』


『なんでお前そんなに今日機嫌いいわけ?俺が好きってことに気づいたとか?それならそうと言いなせェ。』

『んなわけないだろボケ。』
機嫌いいのに邪魔すんなや


『じゃあなんでそんなに機嫌いいんでィ?』


『まあそれは学校ついたらね♪教えてあげる』


『ケチ。』


『ケチで結構。女顔』


ムッ『テメー……♯』
今。女顔つったな?



総悟は右手で運転しながら体を後ろに倒し左手を美咲の胸に持ってきた。そして…触るじゃなくて…わしづかみした。

ニヤッ。


『////』

ニヤッと笑い後ろをむいてきた。
そうまるで“俺にそんなことを言ってただで済むと思うなよ”と言ってるみたいに。

だが後ろを向いたのが運のつきだ。


美咲は右手に力をこめ右の頬をビンタしてやった。

ビッターーン!!!

『痛っ!!!!』



――――――


『こんなことがありやした。』



『ねぇ!!!これはあきらか総悟が悪いよね!!!』
美咲はバン!!っと机を叩く

『……総悟……』
ポンッ
土方と近藤は総悟の肩に手を置いた。

『『それはお前が悪い。』』

『沖田君あなた女の敵ね。』

『サイテーだな』

『サイテーヨ!!!わたしの胸も注意しなきゃいけないヨ!!』

そう言って神楽は自分の胸を両手で隠す。



『いや、俺おめーのそんな貧相な胸さわるぐらいだったら美咲の胸を揉みまさァ、てか美咲の胸のほうがいいから。美咲でお願いします。』


その瞬間


『いい加減にしろやぁぁぁぁぁぁ!!!!!このゴミ野郎ーーーー!!!!!』

ドコンッ

『うっ!』



美咲の回し蹴りが見事に総悟の腹に入った。



そして教室の床に屍となって倒れていた。



『誰か〜〜清掃員いませんか〜〜??ここに大きなゴミが落ちてまーす。一階にあるゴミ箱に捨ててきてくださーい』



『『『『『今のは総悟(沖田)が悪い』』』』』







『美咲ちゃん。それでなんで朝美咲ちゃんは機嫌がよかったの??』

妙ちゃんは話題を変えた。
さすがはお妙だこの空気じゃみんながきつい



『あっそうだ!!!あのね神楽、九ちゃん、妙ちゃん。みんなで温泉行かない??』




『『『温泉??』』』

『ん。温泉♪実はね今日お父さんから手紙が来てたんだvvvそしたらなんと…じゃーん!!』

美咲は3人にチケットを見せた


『このチケットが入ってたんだ!!しかもこれだしたらフツーの部屋と同じ値段でたった3部屋しかない広くて綺麗な部屋を使えるんだってvv♪』


『マジでカ!?わたし行くアルーー!!!!』

『わたしも行くわ♪』

『僕も!』

『ほんとに!?じゃあみんなで行こうよ!!!』
やったあ〜〜!!vv超楽しみーー!!!


『なぁそれ俺も行きたい』

『え?』

なんと総悟は復活してわたしの背後から出てきた。

さっきまで屍だったのに;;

復活早っ!!!



『なぁ〜俺も行きたい〜』
ベタッわたしにくっついてくる


『無理』

あー…うざっ!!!!!!
温泉でゆっくりしたいのに〜

『美咲ちゃん、何枚チケット持ってるの??』


『10枚』


『じゃあ足りるじゃない♪いいじゃない沖田君連れて行っても♪』

妙ちゃんが不気味なほどニコニコした。

なんかこれ裏ある…;;?

いや、でも、うん。ないない妙ちゃんに限ってね…まさかね;;

『姉御!!こんなサド連れていくの私反対ヨ!!!折角のバカンスも台無しヨ!!』

神楽ァァ!!!!ありがとう!!!

『だよね〜神楽♪わたしも神楽派だよ〜♪だってまた総悟にセクハラとか…絶対やだ!!!』

わたしは断固拒否した

『神楽ちゃん』
妙ちゃんはちょっとちょっとと言い神楽に手招きした











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