紅姫
□妬み
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『ん…』
なんか腰痛い…
目を開けてみると目の前には総悟の顔が近くに…。
『あれ…なんで総悟の顔が…//』
総悟は気持ちよさそうに眠っている
そしてわたしは座った状態で寝ていた
あっそっか昨日家に泊まったんだっけ…てか今日学校あったよね・・・?今何時…』
後ろの時計を見ると……
『あーーーー!!!!!8時ぃぃーー!!』
やばい;;まじでやばい;;遅刻ーー!!!
『ちょっ…総悟!!早く起きて!!学校遅刻する!!』
わたしは総悟を強くゆさぶる
『ん〜…美咲…?なんでお前ここに――?『んなことは後で言うから!!とりあえず今は学校遅れるから!!はやく用意しよ!!』
『ん?学校――?あァァァ!!!学校ーー!!!!』
やっと目ェ覚ましやがった;;。
『わたしは着替えて来るから!!あんたも早く用意できたらわたしの家の前着て!!』
わたしは総悟の家を出ようとしたそのとき
『あっちょっと待ちやがれ』
ガシッ
わたしの腕を掴んだ。
こんな急いでるときに♯
『何よ♯』
『おはようのちゅー』
そう言って総悟は顔をわたしに近づけてきた。
ビクッ『あっ――……』
そのときわたしの頭の中であのときの記憶が駆け巡る―――
い…やだ…
反射的にギュッと目をつぶる
ピクッ 総悟は何か異変に気づいたのか、すぐに顔を離し舌を出す
ベッ『冗談でィ』
『あっ……ば、ばか…!じゃあ用意できたらすぐわたしの家の前着てよね!!』
そう言って美咲は総悟の家を出た
。