紅姫

□テスト勉強
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『えっとなぁ〜今回の期末テストのことでだ。今回はカンニング無しだぞ』



えっ今カンニングって言わなかった?

わたしは妙ちゃんにそっと耳打ちをした

『ねぇ?妙ちゃん今回はカンニング無しってどーゆーこと?』


『あぁこないだの中間テストわたし達のクラスカンニングしようとしてたの。』
ニコニコと言う。

『えっまじでかぁぁ!!』
えっ日本ってカンニングしていいとこだっけ…;;

ちがうよねぇ!!!


『おーいそこぉ』
銀ちゃんがわたしに指をさす。

『あっ…』

『うるせーぞ。』

『ごめんなさい』
わたしは棒読みでいった

『なんで棒読み?てかお前俺にそんな態度とっていいと思ってんのか?ほんとアレだぞアレ…アレ…アレだぞ』

『ちゃんと考えてから言えぇぇ!!』


『あっそうだ思い出した。掃除一週間+サドの隣な』



『すんませんでしたぁぁ!!!!』

わたしは座りながら光の速さで頭を下げた


『わかりゃあいいんだよわかりゃあ』


『先生』
と手を挙げるのは総悟だ


『なんだぁ〜』


『俺は美咲の隣がいいです〜』

『美咲が次俺に棒読みで謝ったらな。』



『おい美咲〜お前先生に棒読みで謝れ』
『やだに決まってンじゃん。』
『俺の隣に座りてぇだろ?』
『死んでもやだ』
『照れ屋だねィ』
『照れてねえよ真剣にいやなの』
『あーあ将来の旦那にそんなこと言うんだ。傷つくわ〜』
『将来お前なんかと誰が結婚すんのよ』
『子供は美咲似かな?俺似かな?美咲似だったらぜってーかわいいよな〜…悩むわ〜』

無視かよ!!

『大丈夫だよ悩まなくても』
『あっ両方産んでくれるんだ』
『死ね。違うよ。だって両方産まねーもん』


『あのさ〜〜……そーゆー話し違うとこでしてくんない?』
銀ちゃんはどーでもよさそーな顔だ


『ったく…ほんとありえないわバカ総悟のせいで♯』


ズキッ そもそもわたしはあんたのことを好きなれない…好きになっちゃいけないんだよ……。




『えーとじゃあHR終了』
そう言って銀ちゃんは教室から出た



次は日本史だ
わたしは日本史の用意をして服部先生が来るまで横の妙ちゃんといっぱい話しをしてた。
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