紅姫

□テスト勉強
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『は?』


『いや、だから勉強教えろィおめー中学のときから学年1位ばっかだっただろィ』




『やだ。だって総悟バカだもん教えるの苦労するし』



わたしはため息をつく




ほんとこいつバカだもん
わたしはアメリカ行く前一回こいつを1週間テスト勉強教えたことがあった

でも勉強中わたしにセクハラをしたり、途中で話をそらしたりで。いざやっと勉強を再会することができたら全然わかってなかったし……



そしてその日は泊りがけで総悟の勉強を教えた



『つーことで嫌』



『へ〜』



ビクッ!!なんか今寒気がした;;


後ろに居たってわかる。今総悟は確実に黒く笑ってる;;





『紅姫だってことばらすゾ??それにこないだいっぱいおごってやったよな?』


ピクッ『…サイッテー…てかキャラ変わってるし;;』
何よ語尾にゾって;;



『はぁ〜…分かったよ…んで何?まさかと思うけど今日から1週間?』

ニッコリと笑いうなずく

『よろしくたのみまさァ』


『今度アイス奢ってね』


『わーったよ;;』
また食いもんかよ;;


そして学校が見えてきた



『あっ学校見えてきたね』


『あっほんとだ、てかチャイムなりそうじゃね?』

えっほんとに?わたしはそっと腕につけてる時計を見ると


『狽っ!!!26分だ!!』
たしか30分には教室はいっとかなきゃ遅刻だよね!!




『やばいじゃん!!飛ばしてーー!!!!!』


『落っこちんなよ!!』
そういって総悟は自転車のスピードを速める


『きゃぁぁ!!』
わたしは総悟の背中に後ろから手を回す



――――――





『『あーー……ギリギリセーフ;;』』




わたしたちはなんとかギリギリで教室に入った






『ギリギリセーフよ美咲ちゃん』




妙ちゃんと神楽と九ちゃんが出迎えてくれた
3人とは今とても仲がよい。
常に一緒に居る。

『あっセーフ?よかった〜』
そしてすぐトシと近藤君と退が来た

『お疲れのようだな総悟』
トシが声をかける


『ゼェあぁ〜…疲れた〜…ゼェゼェ』


『わたしも疲れた〜〜』


『テメーは後ろにいただけでなんもしてねぇだろィ!!』




『あんたの後ろでがんばってたってたじゃん♪足が痛くてね〜〜』
わたしはおばあさんっぽい言い方をした
あっばかみたいって?わたしもそうおもう…

『まぁ別に美咲が俺の後ろずっと密着しててくれたから胸が俺の背中に当たってて気持ちはよかったけどな♪』
総悟は機嫌がよさそうに話す


でもわたしは今のその話を聞いて機嫌が悪くなった


イラッ

((((((((ばかやろーー;;))))))))



そしてそれを察知した周りがわたしの周りから離れる



『毎度毎度朝からそのセクハラ発言やめろーーー!!!』



ドッコーン!!

わたしはアッパーカットを総悟にくらわした

そしてなんと見事綺麗にヒットした


そしてわたしは何事もなかったようにして自分の荷物を机に置きにいき、すぐに神楽たちがいるほうに行き話をした


ガラガラガラ
戸が開き銀ちゃんが入ってきた

『テメーラ早く席に着きやがれホームルーム始めっぞ』




みんなは銀ちゃんが来てすぐに席に着き、みんな注目した




『えっと日直号令』


どこからか声がした




『起立、礼』




そして銀ちゃんは黒板にコツコツ字を書く


黒板に書かれた字は


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