紅姫
□デート?
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『なぁ〜美咲』
『ん?何?』
『明日土曜だよな?』
『うん。』
『学校休みだよな?』
『そうだけど;;』
こいつどーしたわけ?
当たり前のことを急に;;
『部活もないんだよな?』
『うん。さっき妙ちゃん達からメールがあって教えてもらった』
そのかわり日曜はあるらしいけど;;
そう、今日わたしは学校で倒れた。
だから総悟が家につれて帰ってくれたんだけど
さっきのことをミツバさんに見られて誤解を解くために時間がかかってしまい泊まることになった
パジャマとかはミツバさんに借りたから
なんとか大丈夫だったvv
そして現在総悟の部屋にいます
『明日よぉ…チケットあるから2人で映画とか行かねーかィ//?』
照れくさそうに総悟はわたしにチケットを手渡す
なんかそんな照れくさそうに見られたらこっちだって照れるじゃんよ//
まぁ明日は暇だし別にいっか
『うん。いいよvvで、なんの映画なわけ?』
『バリーポッター』
『えっ嘘!?あの最新作の!?』
ニヤリ『そうでィ』
わたしは驚いた
『えーーーうっそ!?あれ人気あってなかなかチケットとれないんだよ!!!』
キラキラと目を輝かしながら喜ぶ
『俺やればできる子だからな(まぁほんとは並んでるとき前のほうにいる奴らを脅しただけだけど)』
そして脅した奴はそのせいでチケットを買えなかったのは誰もしらないことである
『まっ!そーゆーことにしててあげる』
『うるせーそうなんだよ』
『あっ!!今週号のジャンプじゃん!!』
『スルーかよ!!』
珍しくツッコム総悟
普段はボケなのにね
わたしは総悟のベッドを一人で占領してジャンプを読んだ
そしてそれを見た総悟がわたしをジーッと見る
もちろんわたしはその視線に気づく
『あのさ〜…お前ここ男の部屋だぞ』
『…だから?』
『お前俺に襲われたいの?』
パジャマだし、風呂上りで髪とか濡れてて色っぽいし、シャンプーの匂いするし///
自覚無しかよ…
『…あぁ……そーゆーこと?』
一度総悟を見た後またジャンプに目を移した
えっ…俺こいつに告ってるよな?
その好きって言われている男のベッドに無防備で寝転ぶか?フツー……
えっまじで…それだけ?
えっ…まじでそれだけェェェェ!!!
。