紅姫

□自覚した恋心
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『みんな!!肝試しをしませんか!?』




みんなはもちろん注目した





『肝試し?』
わたしは目を細めた

だって…ベタじゃん笑
近くにはお墓あったし



『俺ァ美咲と一緒なら――』
さりげに私の肩を抱いてくる総悟

…こいつはいっつもいっつも〜〜♯♯
『離して♯』

ドコッ
肘で軽く総悟の顔をひき離す



『いいじゃね〜かよ〜。俺とおめーの仲だろ?』

そう言って次は頬ずりをしてくる


ゾワッ 鳥肌がたった

そしてこれを合図にみんなは
ササッ
机を立ててその後ろに非難した




『しつこいって……♯』



『言ってるだろォォォ!!!!』

美咲は総悟に鉄拳をお見舞いした

『グホッ!!』

一同『『『今のは沖田さん(くん)(総悟)(サド)が悪い』』』





『あのバカはほっといて話し進めてニコッ』

『えっ、あっはい;;まぁ肝試しって言ってもすぐ傍にある墓地があるでしょう?そこをローソク2本で、1周してください。ペアは今からくじ引きで作ってもらいますんで』

そういって退はくじびきをみんなの前に出した



『ジミーのくせに用意は早いね。退』
バンバンッと肩を叩く


『…ソレ褒めてるんですか?』

『エヘヘ〜♪うんvv』


『…山崎君、話しが続かないからそれでいいじゃないか;;』
ポンッと

『そうだね…そうゆうことにしとこう』


『それがいいよ;;じゃあ今からくじを引いていってください!!番号が同じの人がその人のペアなんで』











『…あっわたし4番だ』




『うおっ!お、俺もだ///』




『じゃあわたしトシとだ!!よろしくねトシ!!』

『おっおう//』

美咲はそう言って笑いかけた
周りから見ればフツーに友達としゃべってるだけに見えるだろう
お互い笑いあっているそのときだ

ゾクッ鋭い殺気が土方をさす。
土方はその殺気の元を冷や汗をかきながら辿ると……





総悟だ
ものすごい顔で土方を睨んでいる







楽しそうに他の男と話しやがって

土方の奴は顔が赤くなってやがるし

吐き気がすらァー


いつかまじで抹殺しよう


俺はこのとき土方抹殺計画を少し真剣に考えた時だった。







―――









そしてくじの結果はこうなった


お妙 山崎

九兵衛 近藤

美咲 土方

神楽 沖田




『なんでィ俺は糞チャイナとかよ』

『わたしだって願い下げヨ!!!』

『お妙さーん!!俺達離れちゃったけど心は繋がって『ませんから。殺しますよ?』


『土方さーん番号交換しやしょうや』
総悟はトシに番号の交換を持ち込むが


『あっ沖田さん番号の交換は駄目ですよ』

『ちゃんと番号で決まった人とまわってくださいね』

山崎は番号交換をもちこむ総悟を阻止する



『山崎の分際で俺に注意するとかいい度胸じゃねーか』
黒い笑みを山崎に浮かべた




『ちょっ!!ルールですから!!』


『そんなの関係ねぇ』


『あっ、小島よし○ヨ似てないけど』


『うるせィ糞チャイナ』






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