紅姫

□旅館生活1日目
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『あぁ〜いい湯だったな〜♪』
わたしは旅館の浴衣に着替えてみんなと一緒に出て行った

『お風呂上りのアイスっていいよね…あぁ〜なんか今パピコ食べたい。パピコ』

『わたしハーゲンバッシュ』

『僕アズキバー』

『わたし酢昆布アイス』


『『『そんなものは存在しないから』』』

3人の声は綺麗にはもる


『じゃあ酢昆布』

『お風呂上り関係ないじゃん;;』



『何言ってるアルか!!美咲!!あんたわかってないヨ!酢昆布ってのは風呂上りとか関係無しにおいしいんダヨ!!』




『…そうだね;;』

そんな必死な顔されても;;




『あっそうだわ。ゴリラに奢らしてくるわ』
妙ちゃんはポンッと手を叩く



『あぁ〜その手があったか。妙ちゃんはにはゴリラというサイフがあるからな』


『姉御〜わたしのも奢らしてきてヨ』
ヒシッと妙ちゃんにしがみつく神楽


『まかしときなさい。みんなの分奢らしてくるわ☆』


『アハハ;;ありがとう;;』

近藤君;;

なんかごめんね;;


そして噂をすれば―――




『おっ妙さ〜〜ん!!!』

噂の主がこちらに走ってきた





『あら、近藤君探していたのよニコッ』

でた!!必殺スマイル!!

多分大体の男はこれで言うことを聞くだろう

Z組の人たち以外はね




『お、俺のことを!!!???/////』



『えぇ。』



『な、なんでしょうか!!!!!///』


『バーゲンダッシュとパピコとアズキバーと酢昆布買ってきてくれる?』



『お妙さんのお役に立てるならこの近藤勲よろこんで買ってきます!!!!!!』

そして財布を握り締めて売店まで走っていった


そして傍にいたトシたちがそれを哀れそうに見ていた



『志村姉……お前やりすぎじゃねーの;?』

『あら、近藤くんはわたしになら喜んで買ってくれるんだからいいじゃない』

『まぁ姉さんLOVEのお人だからな;;』


『その言い方やめてくれる?沖田君鼻フックっするわよ?』


『すみませんでした』

さすがの総悟も即謝ったね;;





『あっそういえば……』
夕食何時だからだっけ??

『ねぇ…総悟?』


『あ〜…なんだ…って///』


急に総悟の顔が赤くなった











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