紅姫

□揺らぐ心
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今…Z組メンバーがわたしの部屋にいます;;。





『美咲〜〜これどーするアルか〜??』

『えっとそれはこれをここに代入するんだよ』

『美咲ちゃーん!!ヘルプよ〜!!』

『えっとどれどれ?あっここはねこうするといいんだよ』

『美咲ちゃん。僕もお願いだ』

『えっとここは4をXにかけたらいいよそしてそれをここにたしてわれば……OK』

『美咲〜ここ〜わかんねー』

『トシ、それはねかっこでくくればいいんだ』


『美咲ちゃーん僕はここが…』
『はいはいはい!!』



『えっとそれは…2乗したらいいよ!!』


『美咲ちゃん、俺はここがわからないんだけど』


『それも2乗したらいいよ!!!』

『美咲さんこれはー??』



『かっこでくくって3乗する』


『なるほどー!!』


やっと質問終わった〜…

疲れた〜〜

椅子にグターっとしていると

『美咲分かんね〜〜』


『何ー?ってなんで総悟?あんた再テストないじゃん』

わたしのおかげで赤点免れたじゃん



『美咲のスリーサイズがわかんねー『警察呼ぶぞーーー!!!!ゴラァッッ!!』

ペチーン!!!
すごい音が部屋中に響いた。
『あ痛ーー!!』


(((またかーー!!!)))

みんはいつものことだと思い勉強に集中していた。



そして土方が呟く

『いい加減そのセクハラ行為やめろよ;;』



『うるせィこれはスキンシップでィ。そんなんもわかんねぇのか土方コノヤロー煮えぎったお湯浴びて死ね。』


『お前が死ね!!!!』

『うるせィ赤点野郎』

『なっ!テメーなんて美咲がいなかったら確実赤点だろ!!』

『でもそれでも赤点は今はとってやせんので』

小バカにしたようにフッと鼻で笑う。



『んだとこらァァァ!!!!やんのかぁ!!!』

『次なんか一言でも言ったら煮えぎったお湯かけやすぜィ』
『やれるもんだったらやってみやがr『ビチョビチョビチョ』


こ、こいつ…まじでやりやがったーー!!!

『あぎゃーーーーー!!!!!』
トシの頭からは湯気が上がってる

『おま、おま、!!!それまじでやっちゃう!?なんでこんなことできんの!?ほんとに死んじゃったらどーすんのぉぉ!?!?』

トシは必死な顔で訴える。


だが総悟は悪気がなさそうだ。

『だって土方さん今やれるもんならやってみやがれって言ったじゃねぇですかィ』


『でもほんとにするかァァァ!?』

トシちょっと涙目じゃん;;
てかそのお湯どこから持ってきたの;;?

『だって…楽しいじゃないですかィ黒笑』


ドS−−−!!!!!

『ねえ総悟そのお湯どこから持ってきたの?』


『あぁ、下からでさァ』

『も〜またお湯たかなきゃいけないじゃん』


わたしはしぶしぶ下まで階段を下りた。

私の家は二階建ての一軒家だ、上はトイレをあわせて4つの部屋がある。

下はリビングでご飯を食べるとこ。

本当ならマンションがよかったんだけどお父さんがたまに帰ってくるから前の使ってたそのままの家を使うことにした。


コポポポポポ




『あ〜…疲れた。』

総悟×7人だもんね;;



まぁ…いっか。案外楽しいし。



『ついでに紅茶も飲んでいこっと♪』

わたしはコップをだし用意をした。

そしてお湯をが炊き上がるまで待つことにした。




にしても…ほんと日本に戻ってきてよかったな。


今は笑って過ごせる。

あの時と違って――ドクッ

心臓の音が高鳴る。

ギュッ手に力を込める


ほんと一人になると駄目だな……わたし……


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