紅姫
□期末テスト開始!!
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あの女たちに呼び出しをくらって、脅してやってから5日が経った
そして今日は期末テストだ!
今日はたまたま早く総悟が少し早く来たから今はもう廊下にいる。
あれからあいつらはわたしに何も言ってこなくなった。
むしろわたしを見るたびに怯えてそそくさする。
ほんとそんなに怯んなよな;;
今はうさぎみたいなもんだっつうの…
『うさぎじゃねぇだろィ。;;』
あっやっぱり?ちょっと言っただけじゃん
『どっちかっつったらゴリラだろィ』
そうそう。ゴリ―――
『てかわたし誰と話してるの?』
『俺でィ』
『わっ!!びっくりした〜…てか総悟!わたしの心の中読むなよ;;』
『いや、お前声に出てたから;;』
『まじでか』
『おう。まじでだ。』
『てかテメッゴリラっつったな。レディーに向かって何てこと言いやがる。どこがゴリラだどこが』
ガシッと前髪を掴んでやる。
『レディーはこんなことしねぇやィ』
そーいうとこがゴリラって言うんだよ;;
『黙れ。謝れ、ゴリラッつったことわたしに謝れ。』
前髪を掴んでる手に力を入れる。
『いたたたたたたたたた!!!ちょっ…抜ける抜けるって!』
『あ・や・ま・れ』
『わ、わかった!!悪ぃ!!悪かったから放してくれィ!!』
『最初からゴリラって言うから悪いんだよ♯』
『…へいへい♯』
いつか絶対いじめてやる♯
そしてそんなことをしているうちに教室まで来た。
ガラガラ『おっはよー!』
『死ねぇぇ!!!ゴリラーー!!!朝っぱらからなつくなーー!!!』
『ごふっ!!』
…朝から近藤君が妙ちゃんに血祭りされてた。
『あっ美咲。おはよアル!!』
『あら。美咲ちゃん沖田君おはよう!!』
『おはよう美咲ちゃん沖田君』
血祭りが終わったようだ;;
近藤君は教室の隅にあるごみばこにつめられてた;;
うわ〜朝から怖っ!!
『おう、総悟。美咲』
『おはようございます美咲さん沖田さん』
『おはよ♪みんな』
『朝から土方さんを見るなんて今日は不吉なことがおきそうでィ。今日のテスト悪かったらあんたのせいですぜィ』
『なんで俺のせいになるんだよ♯!!』
『美咲ー1時間目ってなんだっけ?』
『すがすがしいぐらい綺麗に無視だなテメー♯』
トシが額に青筋を浮かばす
『えっと。国語だよ』
『美咲〜!!勉強してきたアルか??』
『わたし?どっかのバカ(総悟)を1週間勉強教えるのが大変で勉強どころじゃなかったよ;;』
『どっかのバカ?』
『うん。どっかのバカ(総悟)』
『おい、美咲、テメーバカと書いて総悟って読むのやめろィ』
『えっ!!美咲!!サドに勉強1週間教えてたアルか!?』
神楽は驚く。
『うん。まあね;;こいつ、ドがつくほどのバカだから徹夜だったもん;;』
ハァと大きなため息をつく。
『サド!!テメー!!美咲が赤点をとったらテメーのせいだぞゴラァッ!!』
神楽は総悟につっかかる