紅姫

□期末テスト開始!!
1ページ/7ページ









あの女たちに呼び出しをくらって、脅してやってから5日が経った


そして今日は期末テストだ!
今日はたまたま早く総悟が少し早く来たから今はもう廊下にいる。






あれからあいつらはわたしに何も言ってこなくなった。


むしろわたしを見るたびに怯えてそそくさする。






ほんとそんなに怯んなよな;;

今はうさぎみたいなもんだっつうの…


『うさぎじゃねぇだろィ。;;』


あっやっぱり?ちょっと言っただけじゃん

『どっちかっつったらゴリラだろィ』


そうそう。ゴリ―――
『てかわたし誰と話してるの?』


『俺でィ』


『わっ!!びっくりした〜…てか総悟!わたしの心の中読むなよ;;』


『いや、お前声に出てたから;;』


『まじでか』


『おう。まじでだ。』



『てかテメッゴリラっつったな。レディーに向かって何てこと言いやがる。どこがゴリラだどこが』
ガシッと前髪を掴んでやる。



『レディーはこんなことしねぇやィ』
そーいうとこがゴリラって言うんだよ;;



『黙れ。謝れ、ゴリラッつったことわたしに謝れ。』

前髪を掴んでる手に力を入れる。



『いたたたたたたたたた!!!ちょっ…抜ける抜けるって!』


『あ・や・ま・れ』



『わ、わかった!!悪ぃ!!悪かったから放してくれィ!!』





『最初からゴリラって言うから悪いんだよ♯』



『…へいへい♯』
いつか絶対いじめてやる♯


そしてそんなことをしているうちに教室まで来た。

ガラガラ『おっはよー!』



『死ねぇぇ!!!ゴリラーー!!!朝っぱらからなつくなーー!!!』

『ごふっ!!』

…朝から近藤君が妙ちゃんに血祭りされてた。

『あっ美咲。おはよアル!!』
『あら。美咲ちゃん沖田君おはよう!!』
『おはよう美咲ちゃん沖田君』



血祭りが終わったようだ;;
近藤君は教室の隅にあるごみばこにつめられてた;;


うわ〜朝から怖っ!!

『おう、総悟。美咲』

『おはようございます美咲さん沖田さん』


『おはよ♪みんな』

『朝から土方さんを見るなんて今日は不吉なことがおきそうでィ。今日のテスト悪かったらあんたのせいですぜィ』

『なんで俺のせいになるんだよ♯!!』
『美咲ー1時間目ってなんだっけ?』

『すがすがしいぐらい綺麗に無視だなテメー♯』
トシが額に青筋を浮かばす

『えっと。国語だよ』




『美咲〜!!勉強してきたアルか??』
『わたし?どっかのバカ(総悟)を1週間勉強教えるのが大変で勉強どころじゃなかったよ;;』


『どっかのバカ?』

『うん。どっかのバカ(総悟)』

『おい、美咲、テメーバカと書いて総悟って読むのやめろィ』


『えっ!!美咲!!サドに勉強1週間教えてたアルか!?』
神楽は驚く。


『うん。まあね;;こいつ、ドがつくほどのバカだから徹夜だったもん;;』

ハァと大きなため息をつく。


『サド!!テメー!!美咲が赤点をとったらテメーのせいだぞゴラァッ!!』


神楽は総悟につっかかる
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ