片目兎

□俺の願い
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「そっちは子供のほうに回れ」



「わたしたちは侵入者の方に当たる」



どうやら侵入者らしい。



よくやるよ。命知らずにも程がある



すると

ピリピリと神威のアンテナいや、あほ毛が反応した。




『侵入者?たいした騒ぎだね』





『…ばかたれあんたが起こした騒ぎに比べたらだーーいぶマシだよ。ねっ?阿伏兎』



『まったくだ』



『なんだよまだ怒ってんの過ぎたことは忘れないと長生きできないよ』





『いや、一人死んじゃったからね。』



まぁ別にいいじゃん。云業なんだから。これで寮費浮いたじゃん





にしても…眠い


瞼がものっそい重い

あぁそうか今日早く起きたもんな…




眼がかすむ


…ちょっとだけならいいよね?寝よ…























『海賊王への道を切り開きにでも行くとしまさァ ククク』



『がんばってね〜』





邪魔な阿伏兎もいなくなったしこれで晴れて望愛と2人きりだ








『ねぇ望愛ーって…』



スー…スー…スー…




寝てるじゃないか;;


すごく気持ち良さそうに…



そっか今日は早かったもんね。



まじまじと望愛の顔を見つめる




俺よりも透き通るような白い肌、長いまつげ、プルンとしたゼリーみたいな唇…黒い綺麗なさらさらの髪…



どれをとっても最高だ。







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