Novel

□*小さな嫉妬*
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ここはアルトとランカの住む家

そう2人は同棲を初めて1ヶ月が経つカップルだ



そんな2人がリビングでまったりとした休日を過ごしていた時の些細な出来事…











*小さな嫉妬*














「ん♪」


緑の髪をした可愛らしい少女ランカは今とてもお気に入りのぬいぐるみがある。


それは少し前にアルトとデートをした時に買ってもらった

ふわふわなイルカのぬいぐるみだ。

ランカはそれをとても気に入っており

家にいるときはもちろん、寝るときも一緒に眠っているのだ。

そしてランカは今日もイルカのぬいぐるみを

抱きしめてソファーに座って嬉しそうにしていた。

そしてアルトは隣に座りそんな彼女を微笑ましく見て


「ランカは随分とそれがお気に入りなんだな」


と、優しくランカのふわふわな髪を撫でてやると

ランカは笑顔でアルトを見上げ


「だって凄く可愛いし、アルトくんが買ってくれたし!」


「そっか…なんか照れるな…」


アルトは可愛いランカの笑顔に思わず頬を赤らめた。


「えへへ、イルカさん名前あるんだよ!」


「へぇ、なんていうんだ?」


少し興味深そうにアルトがランカを見て言うと

ランカは満面の笑顔で


「ルルちゃん!」


と答えた。

そしてアルトはそれを聞いて少し笑い


「…ぷっ…ランカらしいな」


と、いいながらふわふわしたランカの髪撫でてやった。

そして暫く静かな時間を過ごし


チクタクチクタクと時計の針の音のみが部屋の中で聞こえていた。


「なぁ、ランカ…」


「ん、なぁにアルトくん?」


「そのぬいぐるみ…気に入ってくれんのは嬉しいが…」


「?」


アルトがそこまで言えば言葉をとぎらせ

それが気になったランカはアルトの顔を覗き込んだ。

するとアルトの顔は赤くなっており


「その、なんだ…
 ぬいぐるみばっかり構わずたまには俺にも甘えてくれないか?」


アルトはぬいぐるみごとランカを抱きしめて

自分の膝の上に乗せ座らせてやった。


「ア、ア、アルトくん!?」


突然のアルトの行動にランカはびっくりして動揺を見せたが

ぬいぐるみから手を離し、アルトにぴとっ、とくっついてみせた。


「ごめんねアルトくん…
 最近アルトくんに甘えてなかったもんね…」


「あぁ…」


「でもアルトくんったらルルちゃんにヤキモチ?」


「わ、悪いか!?」


アルトは照れた表情でランカから視線を逸らしながら言うと

ランカは笑顔で


「悪くない、凄くうれしいよ!」


「じゃあ今日は俺だけに甘えろよ?」


「ん、今度はいっぱいアルトくんに甘えるね」



大好きなランカに甘えてもらえ

アルトは満足そうにランカを抱きしめたのでした…















(今まで我慢したぶん、今夜は寝かせないからな?)

END





*あとがき*


アルトくんがランカちゃんラブです!

ネタがなくて切実に困っています。

ネタ提供してくださるかたBbsに書き込みお願いいたします!!



この小説を気に入ってくださった方は
してくださると嬉しいです♪

また誤字脱字感想をBbsで報告してくださっても構いません!

コメントいただけると水瀬のやる気がUPします!

ここまで読んでくださってありがとうございました。




水瀬紗依

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