Novel

□*愛しいキミへ*
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愛しいキミが生まれてきた…




4月29日







*愛しいキミへ*











今日はランカの誕生日

アルトとランカの二人は

二人だけの秘密の場所へ来ていた

時刻は夕暮れ時で

オレンジ色の空がとても綺麗だった

そんな中アルトはランカをみて

「ランカ、誕生日おめでとう…」

優しく微笑みながら言えば

アルトはあるものを差し出した


「これ、プレゼント…」

「わぁ、アルトくんありがとう!
 気持ちだけでもよかったのにプレゼントまで…」


ランカは嬉しそうに微笑み

そして差し出されたプレゼントを受け取り


「ね、あけてみてもいい?」

「あぁ、開けてみろよ」


アルトはぽん、とランカの頭を撫でて

また、ランカは嬉しそうに髪をパタパタと犬のように動かして

プレゼントをあけた




すると中身は


綺麗な指輪だった


「アルトくん…これ…」

「その…俺もお前ももう結婚はできる歳だし…」


アルトは少し照れているのか上を向いて頬を掻いていた

それからアルトは何かを決意し、

ランカと向き合い真剣に見つめ

「俺と結婚、してくれないか…?
 お前を一生大切にするから…」


「え…」

ランカは予想していなかったアルトの言葉に戸惑いを隠せず

その後、少しして嬉しさからか、涙が溢れた


「私、なんかで…いいの…?」

「ばーか、なんか、なんていうなよ…
 俺はランカがいいんだ…」

「だって…シェリルさんは…?」

「アイツは関係ねぇよ…」

「私…をお嫁さんにしてくれるの…?」

「あぁ、ランカを嫁にする…」

その言葉でアルトはランカを優しく抱きしめ

「生まれてきてくれてありがとう、ランカ…




愛してる」



END


*あとがき*

アルランです!
そのうち新婚小説とかも書いてみたいですね♪
とりあえず遅れたけどランカちゃんお誕生日おめでとう(*´∇`*)

小説気に入ってくださったら
してくださると嬉しいです♪
また誤字脱字感想をBbsで報告してくださっても構いません!

ここまで読んでくださってありがとうございました。

水瀬紗依

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