その他ー
□拍手
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「よぉ」
『なんでいるのよ』
「なんでって、愛?」
さらりと恥ずかしいことでも言ってのける奴には羞恥心というものはないのか、
ましてや今は23時。こんな時間までふら付かないでよ。いや、ほら・・・最近物騒だしさ
「俺さ、初めて知ったことがあるんだけど」
『・・・・・何よ』
コイツが変なのは今に始まったことじゃないけれど、木吉の発言がどうにも気になってしまう。
なんでだろう、木吉菌とか・・・?
だったら、私もめでたく変人の仲間入りってわけか。もうなんだか泣きそうだ。
「アン●ンマンの頭部って60kgあるらしい」
『はい?』
「だから、アン●ンマンの頭『もういい!もういいから!』
あんなファンシーな物語になんて設定組み込ませるんだ。もはや凄いとかの時限越して頭大丈夫か
しかもその60kgの頭部を片手で軽々投げちゃう、バタ子さん。どんだけ強靱な肩してるんだ。
しかも、その頭部を軽々首でキャッチして元気百倍とか言っちゃってる主人公、ほんとに大丈夫か。いや、もうまじで大丈夫か
頭別の意味でも大丈夫かよ。一番心配なのは首だよね、肩凝って仕方ないだろ。
たしか犬も持ってたよね、どんだけ犬に無茶させるんだよ。無理だろ、首折れるって。主人公の頭より、犬の首を心配してやれよ。
『で、そんなこと言いに来たの・・・?』
「一番に言いたかったから」
『・・・・・』
あー、もう駄目だ。木吉菌に完全に頭ん中犯された。
まんざらでもない自分が一番大丈夫かよ
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