戦国

□太陽みたいな君
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「やはり佐助の団子は旨いな!」

「俺様も旦那に美味しいって言ってもらえて嬉しいよ。」



そう言って旦那の頭を撫でて上げる。

それが気持ちいいのか頬を少し赤くさせながら小さく笑った。

たまに思うんだが旦那は子犬のような態度をよく取ると思う。
そんにかまって欲しいのかな?



「佐助は団子を食べないのか?」

「俺様は旦那のように甘党じゃないからたまに食べたくなるぐらいかな?」

「そうなのか……。」



何だがしょんぼりとしてしまう幸村にどうしたのかと思った。



「どうしたの旦那?団子、美味しくない??」

「いや!違うのだ!!た、ただ………佐助と一緒に食べたらもっと美味しいかなっと思っただけだ///」



顔を赤くさせてそっぽを向いてしまった幸村。

そんな幸村がとても可愛らしい。



「そうだね、一人で食べるよりも一緒に食べた方がいいか。なら、今度は一緒に団子屋に行って食べ歩きでもする?」



“一緒に”と言う単語だ出てきたとたん目の前にボールを持って投げてほしいと言っているような犬の顔になった。

旦那って分かりやすいし可愛いよな…。



「なら甘いもの巡りも一緒に行こうではないか!」

「ごめん、それは止めとくよ。胸焼けしそうだから……。」



いくら大好きな相手のお願いだがこれだけは勘弁してほしい。



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