東方短編
□河童×カミサマ
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あれからにとりが来る度に秋那は身構えている
「そんなに構えなくても…」
「二度とあんなことされてたまるか」
秋那は構えを解かない。
にとりはそんな秋那に苦笑し、
「というか、そんなに構えても」
一歩近づく、秋那は一歩遠ざかる
するとにとりはまた一歩近づく、秋那は一歩遠ざかる
「こっち来んな!」
近づく、遠ざかるその繰り返し
「無駄だよ」
「うわっ」
いつの間にか秋那の後ろには壁が、秋那はにとりと壁に挟まれ
身動き一つとれない状態になった
にとりは秋那を壁に押さえつけるようにしている