東方短編

□河童とカミサマ
1ページ/3ページ


何時ものように早苗の代わりに境内の掃除をしていると

「あれ、にとり?」

「あれ?バレた?」

光学迷彩に身を包む河童の少女、河城にとりが来た

「まぁ、俺は曲がり形にも狼だからな」

「うーん、まだまだ改良が必要だね」

「それで、何の用だ?」

用が無ければわざわざ来ないだろう

「あ、そうだった。秋那、尻尾触らせて」

…は?待て、言っている意味が分からない

「この前魔理沙とかが触ってるのを見て、どんな触り心地かな、と」

ああ、あの時か。…お前何処でどうやって見てたんだ?

「まぁ、良いけど。あんま強く触るなよ」

「ありがとー、それじゃあ…」

にとりが、触り始める。正直あまり尻尾を触られるのは好きではない

力が抜けるというかなんというか…
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ