東方短編

□彼女の正体
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「そういえば秋那も一応神様なんだよな?」

暇つぶしに博麗神社に遊びに来たら其処に居た魔理沙に訊ねられた

「まぁ一応は」

「その割には信仰とか興味無さそうだな」

信仰、それは神にとって存在するためにとても必要なモノだ。

「そういえばそうね。諏訪子達は信仰を集めるのに頑張ってるのに、秋那は何もしてないみたいだし」

お茶を飲んでいた霊夢も話しに加わってきた

「元々はただの狼だからな。他の神とは微妙に違うのかもな」

「かもな、ってまるで他人事だな」

「それに数百年も外に居たから信仰なんて集まりそうもない」

「ふーん。どうしてわざわざ外の世界に行ったの?」

「まぁ、ちょっとした事情が有ってな」





「…事情と言うか過去だけどな」
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