東方短編

□出会いと再会
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幻想郷に戻って来てから三日経った。

今は紫の家に住まわせてもらっている。

最初に博麗神社に連れていかれ、博麗霊夢と会った。

…紫の友人というだけで変人と思われたのはショックだったが紫なら仕方ないのだろう

そしてその後に神社に来た霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドも同じ反応だ

一体紫は何をやらかしているんだ

「紫、お前は普段何をしているんだ。悪行か?詐欺か?それとも悪戯か?」

「あら、酷い言い草ね。まるで私が魔理沙や霊夢に迷惑をかけたみたいな言い方じゃない。それと最後の2つは私がしなくても兎詐欺がやってくれるわ」

「こっちは迷惑掛かってんのよ」

…やはり何かしたようだ。

「ただちょっと饅頭とか煎餅を頂いただけじゃない。何もしてないわ。」

「なるほど、窃盗に不法侵入か」

「それを一般では泥棒って言うんだぜ?」

「アンタも大概人の事言えないじゃない。私の魔道書いい加減返しなさいよ。」

「死んだら返すぜ」


もういい、分かった。つまり五十歩百歩って事か。

「そうだ、今日宴会するんだけど、秋那って言ったっけ?アンタも来る?」

宴会、ねぇ…。あまり人が多いところは好きじゃないしなぁ…

「いや、俺はやめ「秋那も来なさい。」

紫に遮られた。て言うか命令?

「あのねぇ、貴女がそうやって避けてたら何時まで経ってもそのままよ?」

「…ったく、行けばいいんだろ」

「今更一人増えたって変わりゃしないぜ」

そんなに人が多いのかよ
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