○game○

□天才魔導士と誕生日
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茶色の紙袋にドライフラワーのアクセント


「……なに、これ?」


シンプルにラッピングされた袋を差し出された理由が


「なにって、今日誕生日だろ?」


ユーリの一言で理解できた


「な!なんであんたが知ってるの!?」


顔が沸騰したように あつい


「昨日、エステルが喋ってたぜ?」


ぽんっと頭の上に置かれて手を伸ばした


「そ、それで……あんた朝から居なかったわけ?」


落ち着かなかった原因も


「あぁ。聞いたのが夜で何も用意してなかったしな」




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