*出陣～小説～*
□旦那と忍④
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｢佐助。｣
｢聞きたくない。｣
｢何っ！？｣
｢絶対やだ。｣
｢まだ何も言っておらぬではないか。｣
｢だって今までろくでもない話題ふっかけて来る前はこの出だしだったじゃない。｣
｢む、気付かれた？｣
｢ほらやっぱり。｣
｢だって佐助。｣
｢何さ？｣
｢あ、やっぱり何でもない。｣
｢えっ、ちょっとそれ気になるじゃない。｣
｢いやいや、何でも。｣
｢教えてよ旦那。｣
｢駄目だ。ダメダメ。｣
｢それじゃ気になって夜も眠れないよ。｣
｢だって…ダメぇ…！｣
｢悩まし気な声出す程！？お願い教えて！！｣
｢教えてやらぬぅ！｣
｢焦らさないでぇ！｣
｢やああぁん！｣
｢旦那ぁぁ！｣
｢｢Yes、FallingLove！！｣｣
病気かもしれない。