*軍議〜替え歌〜*

□ジョバイロ/ポルノグラフィティ“BASARA*佐幸”
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人は誰も哀れな星
瞬いては流れてゆく
燃え尽きると知りながらも
あんたに気付いて欲しかった


胸に秘めた冷めた心が
赤い炎に変わる夜
まだ幼い面影にも止められない蛮行
罪だろうか?


舞台の真ん中に躍り出る程の
役どころじゃないと自分が分かっている


旦那が気付かせた恋が
旦那なしで育ってゆく
それが俺の運命(さだめ)ならば
その身体を抱いてしまえ
似つかぬ蛍の光に
浮かぶ濡れた旦那の肌
それでもあんたが泣くのは
見て見ぬフリしているから


首に下げられた
六つの誓いを結ぶ紐を
指に絡め、酷く抱いた


折れかけの筆で物語を少し
変えようとしたら
歪な喜劇になった


宇宙の広さを記す時
人は何で測るのだろう?
この想いを伝える時
俺はどんな言葉にしよう?
旦那の隣にいる自分を上手く思い描けない
離れないよう絡めていたのは
指じゃなく、不安だった


旦那が気付かせた恋が
旦那なしで育ってゆく
それが俺の運命ならば
この身体を裂いて欲しい


闇に浮かんだ篝火に
甘い恋が焼かれてゆく
それでも俺が笑うのは
見て見ぬフリしているから

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