*軍議〜替え歌〜*

□冬の幻/Acid Black Cherry“戦ムソ*左幸”
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君の笑顔が滲んでく
何度も触れていたのに
一粒の鉛の雨がこの身に沈んでいく

天下は殿の為、そして民の為に
だけど君の為に生きていなかった

足よ震えないで
華として散らせて
立ち上がれ同じこの空の下で
殿の勝利を待ち望んでる
君の想いを涙にはしない


俺だけが知ってる君の温かな涙の訳は
人を斬る痛み、苦しみ
全て抱えてるから

生きてまた会えたら、君の傷を癒そう
必ず帰るから
君の隣に

手から零れ落ちた君を守る刃(やいば)
「逢いたい…」逢いたい気持ち抑えられない
腕を伸ばして、この身を捨てて
霞む空を目指し、歩く
神様がいるのなら
奇跡が起こるのなら
俺の願い一つだけ叶うなら
もう一度だけ君に逢いたい
幻でもいいから


枯れた華を抱いて
君は声を上げて
こんなにも近くにいるのに
もう聞こえない
触れも出来ない
そっと包んでやる事も


哀しみを忘れて
全て昔に変えて
君がまた笑顔見せてくれるなら
涙を埋めて、すぐ足下に一輪の華を咲かそう

気付かなくてもいい
通り過ぎてもいい
君の笑顔見届けたその後で
華を散らして
風に委ねて
舞い上がれ空高く…

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