〜世論与論〜

□便利な世の中
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21世紀を迎えて、やがて10年を迎えようとしています。
幼少の頃と比べると便利な世の中になりました。

僕らの父母、祖父母からすれば、尚更だといえるでしょう。

この便利な時代を皆さんはどう思っていますか?

僕は正直言うと危機感を感じています。

24時間営業や深夜遅くまで開いている店のせいで習慣が薄れたように思います。
子供の頃はお盆、お正月等の日は静かに時間を忘れ、家族と団欒できていました。
お盆には、浴衣を着て、提灯持って、お墓参りをして、お墓で花火をするのが楽しみでした。

正月には凧揚げしたり、餅を食べたり、初詣でが楽しみでした。

大概の店も三が日が過ぎてから初売りがあるので、店の中身は変わらずとも、店に行くのが楽しみでした。
しかし現在ではお盆もお正月も当たり前にお店が開いていて、平日と変わらないような気がします。

お店のサービスも、店によっては過剰な部分があるように思います。

お客も便利なサービスのせいで、横柄な人が増えたように思います。

人間の生活は、ちょっとぐらい不便なほうが頭も体も使うので、少しぐらいはめんどくさいほうがいいのではないのでしょうか?

日頃、当たり前に開いている店も休みがあったほうが、お店がある事にたいしてのありがたさを感じるのではないでしょうか?

時間を忘れ、ほのぼのと行事を味わう事も大切なのではないでしょうか?

仕事だけが全てではありません。風習や文化を味わう事で気持ちをあらためてみるのも大事な事だと思います。

皆さんも機会を作って過去に楽しんでいた事を行って戴ければ光栄に思います。
以上。



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