〜世論与論〜

□三年寝太郎
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・庄屋の息子の太郎は、仕事もせず、村人から悪口をいわれても起きないで三年三ヶ月寝続けた。

・ある日、突然起き、父親に船と草履(ぞうり)を作ってくれと頼む。

・父親は息子の「たっての願い」と受け入れ、船と草履(ぞうり)を用意した。
・太郎は船いっぱいの草履(ぞうり)を積み、海に出た。

・数十日後、太郎は帰ってきた。船にはボロボロの草履(ぞうり)が積んであり太郎はボロボロの草履(ぞうり)を桶(おけ)で洗い始めた。

・ボロボロの草履(ぞうり)を洗い、桶(おけ)の底には土が溜まった。溜まった土の中から、なんと砂金が見つかった。

・実は太郎は佐渡島の金山に行き、金山で働く人々の草履(ぞうり)を無料で交換して帰ってきたのだった。

・太郎は集めた砂金を元に村に堰(せき)をつくり、水路を整備して田を開き、開いた田を村の人々に分け与えたとさ。
めでたし×2。
(諸説あり)
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