〜世論与論〜

□家の大事は国の大事
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武田信玄は、「家の大事」を疎か(おろそか)にしてはならないと家臣達に伝えていたそうです。

「家事において、どんな小さな気になることがあった場合でも、それを解決してから仕事に入りなさい。
例えば、夫婦喧嘩をした、子供が体調が悪い。火の始末や戸締まりは大丈夫だったかな?等の家の心配事があればそれに気をとられて仕事に専念できない。そうなると仕事にも支障を及ぼし国の大事に至る。だから、家の問題事があった場合には、解決してから仕事に励むように。」

確かに、何か家の事が気になって不安になったことがあります。

家族がいて、電話で確認できるような事ならいいですが、そうはいかないときもあります。
皆さんの職場は、こういう解決できない家事を相談して理解してくれる会社ですか?理解してくれる上司や仲間はいますか?

拡大家族で育った団塊世代の人達には理解力のある人格者の方々がいますが、現代ではそうもいかない時代になったような気がします。

家庭における生活にたいしての関心よりも自分と仕事に精一杯で、視野を広げる余裕がない人が増えたような気がします。

この教えから僕が学んだことは、自分を見つめ治すということは家の状態を見つめることでもあるということを教わりました。

何か事がうまく運ばないときは自分の家がどんな状況で何を解決しなければならないのか。
皆さんもよかったら実践してみて下さい。

終。

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