文１
□姉妹？
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最近あたしに可愛い妹ができました！
「お姉様、何をにこにこしているのですか？」
後ろからそっとあたしの肩に手を置いたのは、綺麗な桃の色の髪をした女の子。
「ルカちゃんだぁ」
この子！この子があたしの可愛い可愛い妹のルカちゃんです。
美人さんで背高いし胸大きいし滑舌もいいし英語だって出来ちゃう優等生さんなんだよ！
「えへへへ、ルカちゃんが家に来てくれてね、本当に嬉しいなって思ってたんだよ！」
あたしは肩に置かれている綺麗な腕に顔を寄せて答えた。
「お、お姉様･･･！」
なんか感動したらしいルカちゃんはぎゅうっと抱きしめられた。
ふわっいい香りがする。何の香りかな？
「あはははー、苦しいよぉルカちゃん。まったく感激屋さんなんだから」
「申し訳ありません･･･お姉様があまりにも嬉しいことおっしゃるから、甘えたくなってしまいました」
さらにほっぺにすりすりと頬擦りしだすルカちゃん。
意外と甘えん坊さんなのかな？可愛いなあ。
仕方ない。甘えられるのもきっとお姉ちゃんのお仕事だよね！
あたしはしばらくルカちゃんの気が済むまでこのままでいてあげようと思った。
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