復活 他
□騒がしい?我が家
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騒がしいのはいつもの事であるからして…
今日の我が家もまた騒がしい…
息子の祐樹の成長は早い
この間5歳だったのにも関わらず
さらに5年という月日がたってしまった
そして今日はバレンタインデー
旦那のビジュアルを受け継いだ我が子はとにかくモテる
女子だけでなく男子からも…
ハァ…全く昔の古泉を思い出すぜ
あのフェロモン垂れ流し
10歳にしてもはやこれほどとは…
こんな時 男とはいえ妊娠をして 出産をし
母親として子と接してきた俺にとって複雑な気持ちになる
そしてバレンタインデーの夜
夫婦の時間がいつもある
おいこらそこっ!
今 別の何か考えただろ
もちろん俺と古泉は認めてやる
夫婦の営みをしているさ
それもいつも古泉が俺を押し倒すっていうのでな
俺だって嫌い……じゃない…
夫婦になって15年
まだまだ古泉の欲求はとまる事はなく
必ず2日に一回はやってる
ってそんな詳しい情報はいらん
夫婦の時間は二人で話しをする時間だ!!
「キョンくん?どうしたんですか?そんな顔して」
リビングのソファー
後ろから腰に手をまわされて古泉の股の間に体をいれている状態で後ろから話し掛けてくる古泉
ふと振り向いて甘えるように肩に頭を乗せる俺
「ったく 鋭い奴だなお前」
「はい それはキョンくんの事ですから」
にっこりといつもの顔でさらりと言ってのける
俺の行動に気付いたのか頬に軽く口づけてくる
されるがままの俺
たまにはこんな日もあってもいいかと古泉と触れ合う
「それで…何かあったんでしょう?」
古泉の問いに素直に話した