慰月のpoem
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05/30(Sat) 14:16
慰月
いつだって自分は非力で
カーテンの隙間から見える空は
とても悲しくて 胸が押し潰される
どうして
生きているのだろう
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05/23(Sat) 11:51
慰月
この酷くも悲しい青い空
何十年たってもこの空は変わらないのか
そんな空を、私は何十年後もまた眺めているのだろうか
そしてその空を眺め、
「死にたい」と呟くのか
空に両手を掲げ、空気を掴む。
何故だか胸が締め付けられ
喉が熱くなった
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04/06(Mon) 20:50
慰月
どうして私は
罵られていても
踏みつぶされても
地べたに這いつくばって
呼吸をしているのだろう
存在価値もないのに
生きている理由もないのに
何をここまで信じているのだろう
心臓が血を送る
なんのために?
生きるために?
なぜ生きているのかもわからないのに?
あぁ
まるで私は
人間の心臓を蝕む寄生虫だ
こんな汚れた心と体と涙と過去と罪を背負い
寄生虫は
叶うはずのない 白い明日を夢見る
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03/22(Sun) 19:00
慰月
アリスの左腕に
イチゴ色の傷跡
どうしたのと
シロウサギが尋ねても
ただただ薔薇のような笑みを浮かべるだけ
そして雨が降った
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03/21(Sat) 21:06
慰月
あの時から
アリスだけ時間は止まったまま
”大人になりたくない”
とぐずっていた
”汚れたくない”
と切ない顔をして
シロウサギはそんなアリスの隣に座り
”大丈夫だよ”
と頭を撫でていた
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03/21(Sat) 19:38
慰月
もう何をやるにも無気力で
呆れと罪悪感が胸で吹き荒れる
出来の悪い娘でごめん
生まれてきてごめん
いつもワガママばかりで
あなたは私が生まれてよかったと
胸をはって言えますか?
私はそう言われる自信がないです
ごめん
ごめんなさい
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03/21(Sat) 10:00
慰月
切ったって何も変わらないのに
あんなに泣いた夜はなかった
泣いて泣いて
切った
9本の線がやがてブクブクと赤い液体がでてくる
そして
「生きている」と、
「ちゃんと生きているんだ」と実感する
なぜかまた熱い涙がでてくる
苦しかった
苦しかった
何が不安なのかも
何が不満なのかもわからず
ただ、わかったのは
「いきている」ということだけ
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03/07(Sat) 13:26
慰月
蒼く澄み渡る空が
哀しくて綺麗で暖かかった
今はその暖かさが愛しい
ずっとずっとこのぬくもりを感じていたくて
白い猫が
白いレースのカーテンの後ろで
べったり寝ている
ふわふわの温もり
生きている証拠
今私たちは確かに生きている
しっかりとこの命を震わせ
人の命を踏みつけにして
生きている
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