□幼さも可愛いさのうち?中
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「楽しかったか?」

「うん♪」

サスケは小さいから遊園地で乗れたものはごく一部。
乗れるものを一通り乗って帰って来た。

「なりゅとーおなかすいたー」

サスケがソファーに座る。

「何食べたいんだってば?」

「おにぎりー!!」

どんだけ好きなんだ!?とは言わないでおく。

「じゃあちょっと待っててくれってば」

「はーい!!」

素直なサスケに調子が狂うってばよ…
俺がおにぎりを作る準備をしている間、サスケはソファーで横になった。

「サスケー!そのまま寝たらダメだってばよ!!」

「うん…」

サスケはすぐにでも寝そうだったから俺は急いでおにぎりを作った。

「出来た!!サスケー!出来たってばよー!!」

「………」

返事がない。
遅かったってば…
サスケはソファーで規則的な寝息を立てて寝ていた。

「疲れてたんだな…」

少しの間寝顔に見とれていた。
やっぱり綺麗だってばよ…///
風邪を引くと困ると思って被せるものを取りに行く。

「これでいいかな?」

俺が布団の中から1枚の毛布を取り出そうと頑張っていると、

「なりゅと…なりゅとーーー!!!」

「…!!!!!」

突然サスケが泣き叫び出した。
俺は布団を急いで取り出し、サスケの元へ向かった。

「サスケ!!どうしたんだってば!?」

「なりゅとー!!なりゅとーー!!!」

サスケは俺の名前をひたすら叫んでいる。

「サスケ…!!」

俺はサスケの体を揺さ振った。

「なりゅとーー!!いっちゃやだよーー!!!」

サスケが涙を流しながら抱きついて来た。

「俺はここにいるってばよ!!」

そのまま抱きしめ返す。

「うわーーん!!なりゅとーー!!!」



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