短編
□クリスマス(前)
1ページ/8ページ
それは本当に偶然だった…
いやいや、本当に奇遇とゆうか…偶々、とゆうか…
ダアァアアアァア!!! ゼェ、ゼェ…ハァハァ… 視ちまった…
綺麗な女を連れて歩く黒くて、男前のアイツを視ちまった…
まぁ… 仕事だと直ぐに分かった…
何せ、前を歩く奴等が偉そうで、男前はその後を不機嫌な面で歩いてたから…
だけどよ… お前の腕に絡み付く、細くて綺麗な腕… 時々、耳打ちまでされて… 満更でも無いって… 面してるぜ…男前…
似合ってるよやっぱり… お前の隣には… そう、綺麗な女じゃねーといけない…
俺なんかが隣にいちゃ… 男前が霞んじまう… って… オイィィィイイ!!!
俺達そんな仲だったっけ??? イヤイヤイヤィャァアア!!!違うだろォオ!!
ぜってー違う!!!だってよォ… ただちょっと躯の相性がいいから、寝てるだけだしィ… アイツから好きだの何だの言われたことないしィ…
べっ、別にィアイツがどーしようが、何しよーがぁ俺にはぁあ、関係ねーしぃ…
ばっかじゃねーの俺…
→