短編
□ジミーの苦難
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山崎の膝に銀時が手を当て
「痛いの痛いの〜飛んでけぇーーーー!」
「ブッッ//////」
ヤバい鼻血出そう………
山崎は鼻を押さえ
「だいりょうびでふ・・・」
「本当かぁ…」
銀時はニッコリ笑いドンドン、山崎に近付いて来る。
山崎はドサッと仰向けに倒れ込み、見上げれば銀時が山崎を見下ろしてる。
カッチーン・・・・
固まる山崎…
「たく!!!総悟のヤローォオ!またサボリやがって、今日とゆう今日は許さねー!」
自室の障子を開け、煙草を吹かしまた閉めた。
「???????????!!!!!!」
次は勢い良く障子を開けた
《スパーンーーーーー》
「何!!!やってんのーーーーーーぉぉおお!」
とゆう訳で・・・・現在に至る。
「テメェ何してんだよ!」
土方から山崎を取り上げ、ガバッと抱き締めた。
「ぶっはぁ…」
山崎は銀時の胸に強く抱き締められ、息が詰まる。
「痛ぇだろっがよぉお!!!殴んな!」
「あ゛あ゛ん !テメェが痛いわけないだろっがぁああよぉお!!」
土方は銀時に抱き締められ、嬉しそうな山崎が許せない###
「はぁあん!ジミーは今俺の代弁者だぁ!だから俺自身でもある。なっ訳で殴られると俺も痛いわけだ!解ったかコノヤローォオ!」
「意味分かんねー事、言ってんじゃねぇ!山崎ィこっちに来い!!###」
早く行かなきゃ殺されるよーーーーー!!絶対ィィィイ!でも…この幸せな温もりから、離れたくないのは… 事実で/////
山崎の首根っこを掴み、銀時から引き剥がす。
「や・ま・ざ・きィィ・今、銀時の匂い嗅いだだろ〜〜ぉ!」
耳元で殺意の隠った声が、山崎の全身を駆け巡り、血の気が引く。
山崎は頭を大きく左右に振る。
「オイ!返せ!俺の代弁君を!」
「テメェの代弁者じゃねー!俺のでもあんだよ」
山崎は二人に躯を揺さぶられる。
てか!どっちでもよくないですか?
だって別に俺が居ても居なくても、お互いが言ってる事、ちゃんと聞こえてるでしょ!俺、いらないでしょぉぉおお!
「大体よ何で山崎が部屋にいんだよ!」
「だから、気を使ってよ!俺に茶を持って来てくれたんだよ!あれ見て分かんねーのかよ!こんの馬鹿ぁああ!」
銀時はテーブルを指差す。
チラッとだけ眼をやり
「ほ〜ぉ、茶を持って来た相手にテメェは、のっかかんのかよ!」
土方の腕は山崎の首をギリギリと絞める
「…ぐ…ぐるじい…」
「それは、ジミーが膝を打ったんだよ!テメェも経験したことないかなぁ、痛ぇだろぉ鍛えらんねー所を不意に打ち付けたら痛ぇーよなぁ! ジミーはその経験をしたんだよ!解るかぁ!」
「・・・・・・だから・・・」
「何その眼ぇぇええ!銀さん馬鹿にしてるぅう!」
土方は煙草を吹かし山崎を絞める、力は緩めず銀時には、醒めた眼差しを向ける。
「俺が聞きたいのは、そんな事じゃねぇ問題なのは山崎の上にテメェが、のかってたのが問題なんだよぉぉおお!」
「ふ…副長… ギブ…ギブ…」
土方の瞳には嫉妬とゆう炎がメラメラと燃える。
「だから聞いてたぁ!ジミーが膝を打ってそれで「だーかーらー!何で上にのかってんだよぉぉおお!」
いい加減其処から、会話離れて下さい。終わらないよ、一生夜明けがこないよぉお!それに俺、要りませんよね…そりゃ確かに、旦那に心配されて嬉しかったし、綺麗だしいい匂いするし…何か、腹立ってきた…
大体、何で副長だけが旦那を独り占め出来るんだ!
屯所内で旦那とちょっと会話しただけで、ものっそい勢いで追っかけてくるし、みんなだって話しぐらいしたいよ。
だって旦那はみんなのアイドル的な存在なんだから。
副長だけはずるいですーーーー! 何て…言えない口が裂けても…マジで殺されるよννννν
「じゃぁよ!ジミーがテメェの代弁者ならテメェ自身でもあるんだよなぁ!土方」
「はぁ?」
銀時はニンマリと嫌らしく微笑み。
山崎を土方から取り上げ耳元で囁く。
「///無理です。無理ですよーーーぉお!」
「大丈夫だお前なら出来る。やれば出来る子だって銀さん信じてるからなぁジミー」
何!そのお母さん的な言い方ぁああ!俺にだって、出来る事と出来ない事があるんですよぉお旦那ぁあ!!!!
銀時に背中を押され山崎は俯き、土方に向かいボソボソ何か言っている。
「聞こえねーよ#んだよ#」
「仲直り…の…キ…キスした…いナァ…」
「はぁ?聞こえねーってんだろがぁ!仲直りの何だよ#」
「仲直りのキスしたいなぁーーーー!」
赤くなる山崎、キョトンとする土方
「…仲直りの…キス…ぁぁあああ!キモイーーーーーィィィイ!」
思いっ切り山崎の顔を畳に押し付けた
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