短編
□男は狼
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「悪りぃ…暫くは逢えねー」
「はぁっ!んでたよ」
めっさ機嫌悪いよ土方…
「仕事でよ…だから終わったら連絡すっから、なぁ」
「チッ…仕方ねぇなぁ。終わったら直ぐに連絡しろよ#」
「あぁ、わーたよ!」
《ガチャン》
銀時は深い溜め息を吐いた
仕事と言うのは嘘ではない
でも…それが寺子屋の学芸会の出し物で…白雪姫の…姫役なんて…恋人に…言えやしねー!
そりゃ、万事屋だからぁ依頼された仕事は、キッチリするけどぉお!
でも…お姫様なんて・・・・・・有り得ねぇだろうがぁあ!
大体!俺は男だっうの!色が白い所だけが似てるからってよあの先公ー!
まぁ…ガキの夢は壊したくねぇからなぁしゃぁね!ちょくら気張るかぁ
当の本人は気付いていない、白く綺麗な肌にそして、紅く潤む瞳…どれだけ男を魅了するかを…これから起こりうる悲劇さえも…気付かずに
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