短編

□ ヘタレ土方
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真選組屯所副長室

山のような 報告書 に 始末書 副長が雄叫びを上げるまで 3‥2‥1‥

「山崎ィィィィィィイイイーーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!」

「はい 副長」

胸倉を鷲掴みにし

「こりゃぁ 何だ! テメェ! 昨日よりも さらに 書類増えてんだろうがーァ!」

山崎の顔からは 血の気が引く…

「それは…隊長が…」
「総悟ォォォォォオーー!」

沖田を呼びながらも 山崎の胸倉を締め付ける

「どうしやした 土方コノヤロー!」

「どうもこうもあるかーぁ! 総悟テメェーの おかげで…こっちは…はぁ! 銀時!?」

沖田の後ろには 愛しい銀色

「沖田君! 多串君って いつも 部下に暴力振るってんの?」

「そうなんですよ 旦那ぁ! フテェヤローでさぁ」

「銀さん コワーイ」

沖田の背中に 隠れる

「ふざけんてんじゃねぇぞ! 総悟ォ!大体テメェーが「そうですかぃ あんたが いつまでも チンたら仕事してるから 旦那でも 見たら頑張るんじゃねぇかと 思いやしたが 的外れでヤしたね」

沖田は 銀時に振り返り

「旦那ぁ!忙しい中 足を運ばせて すいやせんでした! なんなら 今から 俺が 甘味屋にでも お連れしやすぜぇ」

「マジでか!」

廊下を二人 仲良く歩いて行く

「待て!待て!待ちやがレェェェエエ!!」

銀時の手を掴み

「銀時 テメェー!どうゆう事だ!」

「だってよ 多串君 今度の休みには もっと いいとこ 連れってて くれるって 言ったのによ! お前 全然 休みねぇしよ それで銀さん 寂しくて」

(なっ!何なんですかー! 可愛すぎるじゃねぇか)

「すまねぇ 待ってろ すぐに 終わらせるからよ」

「本当か!?」

ニコリと銀色が笑う
(押し倒してぇぇぇぇーーー!)

「ぁあ! だから 俺の傍で 待ってろ!」

「じゃぁ 土方さん これも お願いしヤすぜぃ」

さらに 倍の書類
「総悟ォォォォォオ! いつか 殺す!」


山崎…放置…



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