A
□箸
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「「「いたーだきまーす。」」」」
納得いかねー。 どーも、納得いかねー。
「オイ、神楽ァ。人のを取るんじゃありません!自分のがあんだろっがァア!!!」
「そんな事、言ったって銀ちゃん!生きるためには手段を選べないネ。」
「だからって、神楽ちゃん… 自分のが有るんだから、先にそれ食べなよ。」
チャイナは赤、メガネは青、そんで銀時は苺柄のピンクの箸… それで… この俺様はァ・・・
何故に… 割り箸ィイ!!!
おかしいだろォ。どー考えても!!!大抵、万事屋で食事するし、一応、銀時とは恋人同士だし、コイツ等ガキ共だって公認で…
納得いかねー。ぜってー納得いかないんですけどォォオオ!!!
「オイ、土方ァ。早く食べねーと、ハイエナが狙ってんぞ。」
「んなぁ!!!何勝手に食ってんだァア!コラァア!!!絞めるぞテメェ!」
土方のおかずは半分以上が、神楽の胃の中。
「ボッーとしてるテメェが、悪いネ。」
「んだっとォオ!クソガキィ!上等だ!表出ろ、片付けてやる。」
「寒いから嫌アル。」
即答で神楽に断られる土方。
「寒いじゃねーよォオ!」
「土方、分かった分かったから、ほらぁ俺のヤルからなぁ、泣くなって… 」
「なっ… 泣いてねーし!」
けれど… うっすらと涙が浮かんでいた…
「正月早々 怒んなよ。其れでなくても、テメェは年中、仏頂面なんだからよ。」
「悪かったなぁ!!」
土方は煙草に火を点けようしたが、銀時から奪い取られる。
「何すんだテメェ!!!」
「ったくよ!何すんだテメェっじゃねーよ!今、食事中、子供達が傍にいんだろ!」
土方が横を向けば冷たい視線…
ちょっ、何なんですかァア!!!この空気は… まるで家族から爪弾きにされてる… お父さん!!!的なァアア!!!
辛ェェ… ハァ〜…
本当に… 泣くぞォオ!!! コラァア!!!
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