A

□キャンペーン。
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ちきしょう…さみぃな!!あー、あの時にやめときゃよかったんだよ…。そしたら今頃ウハウハ〜ァ!!だったんだよォ!!ガセ激アツにまんまと乗せれて……、スッカラカンになっちまった。 あーぁ!さみぃ、懐も躯も寒いとくりゃ牛鍋食いてぇなぁオイ!!

「食いに行くか?」
「行くか?行きたいに決まってんだろっが!金が、ねっんだよ!!」
「奢るぜ。」
「奢り?!まぢ、で…」

てぇ…振り返れば…、嫌味な男前が居た。辺りを見渡す。ぐるりと360°周り男前を見た。聞き違えか。前を向き

「あーぁ!牛鍋食いてぇ!」
「だから、食いに行くかって聞いてんだよ!!」

振り返り男前をチラッと視て、前を向き

「あーぁ!」
「テメェ…、分かってやってんなぁ!!この天パァ!!」
「へ!?」またぐるりと回って、上下斜めあらゆる方向を見渡して、「ええ!!俺?!俺に言ってんの!?」

「テメェ以外に誰がいるってんだよ!行くのか行かねーのか?どっちだ!」
「何処に?」
「牛鍋、」
「誰が?」
「………」

土方は紫煙をゆっくりと吐き出し…、
「万事屋テメェだァ!!」銀時の胸ぐらを掴み叫ぶ。


「ええええ!!俺?言った?声だしてたァ?!」
「えれーでけーぇ独り言をな!!」
「まぢか!!」
「で、行くのか行かねーのか?」
「誰と?」
「俺と」
「はああああああ!!遠慮しますぅぅ!!」

土方を振り払い逃げた。万事屋にダッシュで上がり、鍵を速攻閉めた。息が切れて変な汗が額に滲む。


「ドーシタね銀ちゃん。」

躯が大袈裟に飛び上がる。


「いっ、いや〜、可笑しな人が居てよォ…、」
「ふーん。物騒アルな。変態は何処にでも居るネ。銀ちゃん気を付けるヨロシ!」
「う、うん…」


土方が俺を飯に誘う?!俺達は顔遇わせば喧嘩上等で、嫌味は言われる覚えは有るが、奢られる事なんてねーよォ!


ちょっ、何?何なのォ!もしかして、アイツの今日の占い、恵まれない人に愛の手をみたいな感じ?いやきっと、俺をからかって笑うつもりだったんだァ!チキショー!馬鹿にしやがって!


アイツなんて大嫌いだァ!





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