A children's story

□桃太郎
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昔々、あるところにかわった二人の娘が住んでいました。
「C.C.。川に洗濯にいってきてよ。」
娘の一人、カレンが、もう一人の娘、C.C.にいいました。
「お前が行けばいいだろう?」
「駄目よ。私は山へ芝刈りに行くんだから。」
「どっちも行けばいいだろう?私はお前と違ってピザを食べるのに忙しい。」
カチンとくるカレン。しかし説得は諦めたのか「そんなに食っちゃ寝生活してて太っても知らないんだから!」と言い残し、斧と洗濯板をもって小屋をでていってしまいました。

カレンは芝刈りを終え、洗濯の為に川へ来ていました。
「C.C.の馬鹿!」
一人で怒っていると、川上から大きな蓋のついた桶が流れて来ました。
「?何かしら?」
カレンはその桶を岸にあげました。そして蓋を開けてみました。すると中にはまだ幼稚園生ぐらいの男の子がでてきました。
「あのクソ親父め!よくも俺を捨ててくれたな!呪ってやるー!!」
何やら口の悪い男の子です。どんな事情かは良くわかりませんが、取りあえずカレンは桶の蓋をし、家に持って帰りました。
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