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□不憫王者決定戦
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英「俺も人前でやるのは嫌だっつーの!というかそんな方法で飛べるわけないだろ。いいか、そもそもホーキに乗って空を飛ぶということは(中「ピー」…ってオイ、誰だ今笛鳴らした奴」
日「ちなみにリヒテンシュタインの雑貨屋でやって頂きます」
普「いや絶対撃たれるだろ!」
仏「痛いよ!なんかもう色んな意味で痛いよ!」
英「あえてスイスじゃないところが腹黒いわ!」
日「ちなみにロシアさんが考えて下さいました」
普「悪意しか感じねぇ!」
日「それで皆さん、ただ普段通りの行動をと言っても困ると思いましたので、それぞれある方を訪ねて頂きたいと思います。プロイセン君はご自宅に戻ってドイツさんと、イギリスさんはアメリカさんと話してきて下さい」
普「どーりでこの場にいねーと思ったよ…」
英「嫌な予感しかしねぇ…」
日「よりリアリティーを出すために、ドイツさん・アメリカさんには大会のことは一切話しておりません。準備はよろしいですか?」
北伊「ピー」
日「ん…?ああ、申し訳ありません。フランスさんのことをすっかり忘れておりました」
仏「うん。できればそのまま忘れてほしかったんだけどね。気はすごく進まないけど一応聞いとくわ。お兄さんはどこのお宅に突撃訪問すればいいわけ?」
日「はい。フランスさんだけ悩みました」
南伊「ピー」
仏「さっきからイタリア兄弟が鳴らしてる笛はお兄さんに対してなのかな?泣いちゃうよ?お兄さん泣いちゃうよ!?」
日「フランスさんにはスペインさんを訪問して頂きます」
仏「チェンジで」
英「即答か」
普「ねーよ。そんな制度」
仏「だって何しでかすかわかんねーよあのエスパーニャ!」
英「我慢しやがれ。こっちだって同じだ」
仏「プロイセンだけずるいぞ!ドイツはなんだかんだ言ってお前に甘いじゃん!」
普「そうでもねーよ。昨日、ヴェストに「ほらヴェスト、お手お手ー」って言ったらあいつ思いきりタッチしてきやがって、俺の右手の骨バッキバキになっちまったしな」
北伊「…ピー…」
南伊「…ピー…」
中「…ピー」
露「ピー……」
英「…おい全員引いてるぞ。俺も引いてるが」
仏「だから左手に包帯巻いてるのね…」
普「ふふん。どーだ俺様の弟は強いだろ!」
英「見習いてーよそのポジティブシンキング」
日「それでは、ルールを説明し終えたのでさっそく審査に移りたいと思います」


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