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□不憫王者決定戦
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日「何でしょうフランスさん」
仏「お兄さんは審査される側なの?審査する方じゃなくて?」
普「は?今さら何言ってんだお前」
英「当たり前だろ」
仏「いやいやいやいや!俺いつから不憫の仲間入りしたの!?知らないよそんなの!?」
英「知らなくて当然だ」
普「いつの間にかなっちまってるモンなのさ。不憫ってのはよ……」
仏「こいつら遠い目してるよ!?変態は構わないむしろバッチこいだけど、この2人と同類だけは嫌だァァァ!!な、なあなあお前ら、俺は不憫なんかじゃないよな!?」
北伊「不憫だよ〜」
南伊「不憫だろ」
中「不憫ある」
露「不憫でしょ」
英「認めるんだなフランス」
普「お前もわりと悲惨な目にあってんだぞ」
仏「……うん。今実感した」


☆☆☆☆☆☆☆☆


日「ルールを説明致します。皆さんにはこれから普段通りの行動を各々1時間ずつして頂き、審査員がそれについて不憫度をチェックしていきます。審査員の方々は『これは不憫だ』と思った場合…」
 ヴー。ヴー。
英「悪い、俺のケータイだ。……なんだメルマガか」
中「ピー」
日「…中国さんのように、お手元の笛を鳴らして下さい」
英「いやちょっと待て!今のどこらへんが不憫なんだよ!?」
普「ケセセ。これは勝負するまでもなかったんじゃねーのかぁ〜?」
 俺様最強!最高!最後にわ〜ら〜うのは〜♪
英「……」
仏「……」
普「あ、今度は俺のケータ(露「ピー」…ってオイ!何でだよ!」
英「今のは仕方ないな」
仏「うん。100%着うたが原因だな」
普「はぁ?この歌のよさがわかんねーのかよ」
露「ピー」
中「ピー」
北伊「ピー」
南伊「ピー」
普「だから何でだァァァ!!」
仏「ま、まあまあプロイセン。誰からメールが届いたんだ?」
普「……チェンメ(露「ピー」
普「せめて最後まで言わせろ!」
日「えー、ルールの説明を続けます。わかると思いますがピー音が一番多く鳴らされた人が優勝です。2位3位の方は何もありませんが、優勝者にはバツゲームがあります」
普「バツゲーム?」
日「バツゲームは雑貨屋に行って竹ボーキを買い、その場で颯爽とホーキにまたがりマジ顔で「飛べぇぇぇ!!」と叫び、場の雰囲気がいい感じに白けてきた頃にどやぁとニヒルに笑ってもらうことです」
普「嫌だ!これはマジで嫌だ!」
仏「お兄さんも嫌だよ!ってか眉毛にとってはバツゲームでもなんでもないじゃんそれ!」
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