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□イギリスVSアメリカ
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英「俺の方が美味いに決まってんだろ!」
米「いーや、絶対俺だね!」

 イギリスの家で言い争う2人。
 事の始まりは数時間にさかのぼる。


☆☆☆☆☆☆☆☆


米「ハロー!暇だったから来てあげたんだぞ」
英「…玄関は鍵がかかってたはずなんだが」
米「鍵なんて、ヒーローにかかれば朝飯前さ」
英「壊すなよバカ!」
米「HAHAHA。イギリスー、腹が減ったぞ」
英「…はいはい」

 アポなしでいきなり来たアメリカ。しかも早朝に。
 帰れと言おうかと思ったが、最近話す機会もなかったのでやめた(というか、ぶっちゃけ暇だった)。
 本当に朝飯前だったらしいので、アメリカの分の朝食も出してやる。
英「ほら。食え」
米「……」
英「どうした、食わないのか?」
米「これ、君の手作り?」
英「当たり前だろ。この家には俺と妖精しかいないんだ」
米「ホラーだね」
英「妖精を魔物扱いするな!」
米「いやだな。君の方だよ」
英「魔物扱いされてたのは俺か!?チクショー泣くぞ!」
米「勝手に泣けばいいんだけどさ、イギリス。フランスのコックを雇うことをオススメするよ」
英「それなら断られた」
米「すでに行動済みだったのかい…やれやれ。さすがにここまでくると同情してくるぞ」
英「なっ…俺とほぼ変わらない味覚してるお前に、色々言われたくねーよ!」
米「俺の味覚は君譲りなんだよ。それでも、料理は俺の方が絶対美味い自信があるぞ」
英「ああ?お前、食ってばっかのくせに料理なんかできんのか?」
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