銀魂小説

□修学旅行と言えば京都
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 キーンコーンカーンコーン。

銀「う〜い。全員無事に学校についたかぁ?SHR始めっぞォ〜」
 朝の第一声から見事にヤル気のない3年Z組の担任、銀八先生。
銀「おい、日直」
新「何ですか?」
銀「俺の教卓ン中に、予備のタバコ買って入れとけって言っただろーが。何考えてんだ、お前は」
新「アンタのほうが何考えてんだァァァ!!!つーか、未成年の生徒にタバコを買わせるな!パシ(銀「パシリじゃないぞ。おつかいだ、おつかい」」
新「僕がパシリと言い終える前にパシリと言ったことは、自分でも少しはパシリと思っている証拠ですよ」
銀「ハイ、先生の心を傷つけた〜。日直−10点」
新「なぜポイント制!?」
銀「よく聞けよテメーら。−20点以下は修学旅行に連れて行ってやんねーからな」
新「はぁ!?修学旅行?」
銀「そーだぞ。今日くらいは風呂に入って明日に備えておけ」
新「いや、毎日風呂くらい入ってますから…って、明日!?」
銀「ああ。修学旅行は明日だ」
新「…先生。生徒の気持ちっていうものを考えたことはありますか?」
銀「あれ、お前知らなかったの?Really?」
新「欧米か!って、いちいちツッコミさせないで下さいよ。それより、本当に明日なんですか?」
銀「そーだよ。みんな、他のクラスの奴から聞いて知ってたよなぁ?」
 銀八の呼びかけに「知ってた」と次々に答えるクラスメートを見て、「マジで?」と戸惑う新八。
銀「…まぁ、他のクラスに友達がいなくても生きていけるさ」
新「慰めるなァァァ!!!」


☆☆☆☆☆☆☆☆


 〜それから数時間後〜
 キーンコーンカーンコーン。
銀「え〜。では今から、明日のことについて話しすっからよ〜くメモっとけ。質問のある不届き者は挙手するように」
新「…ってか、不届き者はないよね不届き者は」
銀「え〜っと、まず必ず持ってくる物を黒板にかくからな。バカな脳みそにしっかり叩き込んでおけ」

○持ってくる物
・UNO 以上

新(だけかよ!?叩き込むまでもねぇ!!)
銀「それで、質問のある不届き者は…」
生徒A「はーい」
生徒B「はい」
生徒C「は〜い」
銀「なんだよ、こんなにいんのか?じゃあ当てるのメンドーだから、バトルロイヤルして勝者のみに参政権を与えよう」
新「政治じゃないですから。つか、アンタ何様のつもりですか?」
銀「仕方ねえな〜。じゃあ、近藤君」
近「質問でーす。UNO以外の物は持ってきちゃダメなんですか?」
銀「UNO以外の物も持ってきていいぞ。あと、俺に通報されたくなければ服もちゃんと持ってこい。はい、他は〜…桂君」
桂「絶対に持ってきてはダメな物ってあるんですか?」
銀「基本的に何でもOKだが、バズーカなどの武器類は禁止だ」
沖「チッ」
土「先生、今後ろで思いっきり舌打ちする音が聞こえたんですけど」
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