ハンター1

□お前からの…
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ゴン、キルア、クラピカがレオリオの家にやって来た。

レオリオには内緒で急に押し掛けて、誕生日会を開く計画を立てていた。

クラピカは最初、受験勉強の邪魔になるという理由で反対していたけど、少しは息抜きも必要だと考え、賛成した。

ゴンとキルアはミトさんに了解を得て、泊まりがけで出掛けても良いと言われた。

急に家に来た三人にビックリしながらも、無邪気に喜んで三人を招き入れた。

「元気だったか?」

「うん!…今日はね、レオリオの為にいっぱい食べ物買ってきたんだ!」

ゴンがビニール袋を両手で持ち上げる。

「おっ!サンキューな!」

レオリオがニッと笑ってゴンの頭をわしゃわしゃと撫でた。











パーティーは夜まで続き、家の中はどんちゃん騒ぎだ。

やがて疲れ果ててゴンとキルアは眠ってしまった。

「寝ちまったか…まぁ、あんだけ騒ぎゃ無理もねぇか…。」

タオルケットを二人にかけながらフッと笑った。

「急に押し掛けてすまない。勉強の邪魔をしただろう。」

「いや、構わねぇよ。お前こそ良かったのか?仕事、忙しいんだろう?」

「私は一日休みをもらったから心配するな。」

レオリオの問いに笑顔を向けて言う。

「そうか。……そういやぁ、お前とこうしてゆっくりするのも久しぶりだな。」

クラピカの方に顔を近づけ、そっと囁く。

「…バカ、二人が起きるだろう…。」

二人の方を見やりながらレオリオに言う。

「心配すんな。しばらく起きねぇよ。」

「しかし…」

困ったように顔をしかめる。

「あ、まだお前から誕生日プレゼントもらってねぇな?」

レオリオは思い出したように呟く。

「仕事が忙しかったから買いに行けなかった。…すまない。」

クラピカが申し訳なさそうに謝ると、レオリオはニヤリと笑った。

「なら、お前からのキスで許してやるよ!」

「な…!///////」

不敵な笑みで言われ、クラピカは顔を真っ赤にする。

「いつも俺からだったんだ。たまにはいいだろう?」

さらに顔を近づけ、クラピカは観念したようにため息をついた。

「わ、わかった…。」

チュッ…

そっとレオリオの口にキスをした後すぐに離そうとしたが、急にレオリオがクラピカを引き寄せた。

「ん…!」

不意打ちをくらい、思わず目を見開く。

ようやく離してもらえたときには、クラピカの息が乱れていた。

「な、何をするんだ!//////」

赤面したままレオリオを見上げる。

「ははっ!悪ぃ…ついな!」

あははと笑ってクラピカの頭を撫でる。

「ったく…。………誕生日、おめでとう。」

レオリオから視線を外し、ボソッと呟いた。

「…ああ。ありがとな!」

急に言われ少し驚いたが、レオリオはすぐに笑顔でクラピカを見た。
































END

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