怨霊、悪鬼…‥



様々な鬼が蔓延る平安時代…‥







互いに想い合いながらも、引き裂かれた恋人がいた。







今生で添い遂げるのは無理だと悟った2人は、来世で共に歩むことを決めた。




「‥必ず、きみを見つけ出してみせる」


「…約束よ?絶対に私を見付けてね」






儚げな笑みを浮かべる女に、男は涙を流しながら術をかけた。





-----転生の術を……








その後、自ら命を絶った女の後を追って、男も自覚した。











それから千年……





「必ず、約束は守るよ。
他ならない…大切なきみとの約束を…‥」








男は2度目の転生を果たし、大切な存在を探す----









魂の奥底から感じる、




愛しい愛しい‥女の居場所を-------





End

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