本のススメ

【く】 1件

【薬屋探偵シリーズ (くすりやたんてい)】
薬屋探偵妖綺談シリーズ
著者は高里椎奈さん

一巻『銀の檻を溶かして』

不思議な薬屋さんが事件を解決したり、しなかったり…なミステリーもの


薬屋の一人は二十代後半の爽やかな青年座木、もう一人は赤毛で人見知りな少年リベザル、そして、店長には全く見えない茶髪の美少年秋、この三人が深山木薬店の従業員。
おかしな組み合わせな三人だが、薬屋には裏の顔がある。それは、妖怪雑事相談所だったのです!


妖怪たちのため無償で働くこの三人はなに者なのか?


タイプの違う魅力的な薬屋さんたちが素敵なミステリーですが、魅力的なのは薬屋さんだけじゃありません。事件を通じて知り合う刑事の高遠さん、探偵の真鶴さん、律儀な悪魔ゼロイチ…高里さんが書くキャラはみんな個性があって素敵ですが、もちろんそれだけではありません。
推理小説としても面白い作品です!


このシリーズは13冊で一部完結しており、それに短編集『深山木薬店説話集』現在は第二部の『薬屋探偵怪綺談シリーズ』が出ています。



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