Story
□約束#2
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約束#2
「お前がこの世に存在してると思うと、明日が楽しみでしょうがないよ。」
そう言った彼は、少しだけ淋し気に見えた。
でも、明日また、彼が俺の為にいるのだと思うと、正直嬉しかった。
「じゃあ、これからもずーっと、俺の為に明日も生きてね。」
「じゃあ、お前もずーっと俺の隣にいろ。」
明日なんて分からないのに小指と小指で誓いあった。
永遠、なんて分かんない。
それでも約束を誓って2人はベットに入った。
明日も彼が自分だけを見ているように…と。
-END-