N A R U T O
□愛情
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何か忘れている気がする・・・。
大事な・・・。
とても大切な何かを・・・。
「うぅ・・・ん。」
我愛羅は机の上でうなっていた。
「我愛羅、どうした?」
カンクロウは、うなる我愛羅を見て心配そうに言う。
「いや・・・今日は大切な事があった気がするんだが、忘れてしまった。」
「へー。我愛羅が物事を忘れるなんて、珍しいじゃん。」
「う・・・ん。思い出せない。」
「ヘヘ。」
「カンクロウ。知ってるのか?」
「さぁ・・・俺はなんにも知らねぇよ。」
「そうか・・・。」
そう・・・今日は特別な日。
もちろん、カンクロウも知っている。
我愛羅の大切な日。